ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

「ダーリンは外国人」

中学生になった長女と映画「ダーリンは外国人」を観に行った。
私にとっておよそ2年振りの封切映画なのに、なんでこんな物を
観なくてはいけないの?・・・と少々情けなかったが。

まあ他愛のない内容。イラストレーターで漫画家である女性主人公
(井上真央)が、交際しているアメリカ人(ジョナサン・シェア)との
生活の中で生じる異文化の発見、摩擦、対処の仕方がテーマ。
主役の二人はなかなか魅力的。オーディションで選ばれたという
ジョナサン・シェアは好感が持て、井上真央は可愛い。

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しかし国際結婚がテーマなんて、「何を今さら」という感じ。
こんなネタの原作がベストセラーを続け、映画化されヒットするなどと
いう現象が起きるのは先進国では日本だけだろう。
文化、風俗が西洋化しても、根っこのところで国際化が進んでいない
証拠だ。
そもそも日本にいて、たまたま外国人と接する機会があった時に生じる
摩擦なんてユルいものだ。

私が東南アジアに滞在した8年間でも、圧倒的なな富の偏在、貧富の差、
人種差別、宗教観の違いを実際に体験してきた。

「違い」があって当然だという世界観と、「違い」をネタにして
「やっぱりそうだよね」「変だよね」と身内だけで納得し、喜んでいる
世界観。
異文化を何でも飲み込み成長を続け、絶妙のパワーバランスの上で
生き延びる国家と、何でも身内の論理ばかり先行し、幼児化、白痴化
した国家.
どちらが今後生き抜き、どちらが衰退するか。
・・・答えは見えている。

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とまあ、つらつらと他愛もない事を考えながら観ておりました。
じゃなんでそんな映画にわざわざ高いお金を払って行ったのだと
聞かれると・・・
それは茂木家という身内の論理、パワーバランスに起因している、としか
申し上げられません・・・。
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by Mikio_Motegi | 2010-05-16 20:53 | ブレイク