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ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

シ・ミ・ツの京都

5月に私が半ば思いつきで提案し、以来あーでもないこーでもないと
頭を捻って立てた企画がやっと実現した。

去る8月21日(土)に京都ブライトンホテルで開催された、
ACCJ(在日米国商工会議所)関西支部夏の納涼企画
"Kyoto Summer Outing by ACCJ Kansai"である。

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5月にメンバーになったばかりで、初めてACCJの公式イベントの
会場となる京都ブライトンホテルの絶大なるサポートのおかげで、
魅力的なコンテンツに仕上げる事ができた。

今回の特徴は祇園界隈のオプショナルツアーと、京都ブライトンでの
パーティの二部制になっている点。
メンバーであるアメリカ人建築家のEdwinの発案で、ただの飲み会では
面白くない、折角なら関西に住んでいても京都を良く知らない外国人
メンバーの為に、京都らしい寺社や街並みを探訪するツアー企画し
パーティーと組み合わせることにした。

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猛暑の中、10名が集まって祇園界隈を散策、バイリンガルのガイドさんの
説明に聞き入った。

パーティーのハイライトは、ブライトンがネットワークを駆使して
京都五花街(ごかがい)の一つ、宮川町の杉きみさんに特別にお願いし、
アレンジした現役バリバリの芸妓・舞妓による本格的な京踊り。
これが受けた。当日はアメリカの駐大阪総領事代理のご一家も
見えたが、大変なご満悦。
ACCJ関西の代表であるJiriも興奮気味で、「素晴らしいパーティーだ。
是非この企画を定例化しよう」などとLip Serviceでも私を誉めてくれた。

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立食ビュッフェスタイルの食事は、「さすがブライトン!」と唸りたくなる
ような逸品の数々。
サフランライスの握り鮨、魚介類のカクテル、京都地野菜のサラダ、
子羊のロースト、牛肉のパイ包み、ハモンセラーノ(生ハム)、
どれをとっても一級品だった。

お楽しみの抽せん会では、ブライトンの宿泊券の他、宮川町の
特性「団扇(うちわ)」が10名に当たる大盤振る舞い。
また大阪・北浜のブライトンホテルの宿泊券も提供された。

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ACCJ関西の京都でのイベントは、私が記憶する限り2004年の
グランヴィア京都で行われた京都商工会議所との合同パーティー
以来6年振りだ。よって期待度も高く失敗は絶対に許されない。
ACCJ関西事務局も力を入れてくれて、大いに盛り上がった。
手前みそだが親密で温かく、そして教養溢れる企画だったと言えよう。

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写真は1枚目が宮川町の芸妓「小桃(こもも)」さんと、
舞妓「千賀幸(ちかゆき)」さんの踊り。
2枚目はイメージ 京花の一期一会 http://himawari6.blog14.f2.com

3-5枚目がパーティー会場光景。
4枚目の司会はスイスホテル南海大阪のRaymond。
商品を手渡すのが宮川町「杉きみ」の女将、杉本幸子さん。
彼女のトークも機智に溢れて抜群だった。
左がブライトンのチーフ・コンシェルジュ、小山明美嬢。
日本に15人しかいないル・クレドールの正会員だ。彼女の献身と
政治力(?)無しに今回の企画は成立しなかった。
5枚目は団扇をもらってご満悦のフィンランドからの留学生Maarit。
きっと良い思い出になったことだろう。
by Mikio_Motegi | 2010-08-27 00:12 | 京都・紀行