シ・ミ・ツの京都
2010年 08月 27日
頭を捻って立てた企画がやっと実現した。
去る8月21日(土)に京都ブライトンホテルで開催された、
ACCJ(在日米国商工会議所)関西支部夏の納涼企画
"Kyoto Summer Outing by ACCJ Kansai"である。
5月にメンバーになったばかりで、初めてACCJの公式イベントの
会場となる京都ブライトンホテルの絶大なるサポートのおかげで、
魅力的なコンテンツに仕上げる事ができた。
今回の特徴は祇園界隈のオプショナルツアーと、京都ブライトンでの
パーティの二部制になっている点。
メンバーであるアメリカ人建築家のEdwinの発案で、ただの飲み会では
面白くない、折角なら関西に住んでいても京都を良く知らない外国人
メンバーの為に、京都らしい寺社や街並みを探訪するツアー企画し
パーティーと組み合わせることにした。
猛暑の中、10名が集まって祇園界隈を散策、バイリンガルのガイドさんの
説明に聞き入った。
パーティーのハイライトは、ブライトンがネットワークを駆使して
京都五花街(ごかがい)の一つ、宮川町の杉きみさんに特別にお願いし、
アレンジした現役バリバリの芸妓・舞妓による本格的な京踊り。
これが受けた。当日はアメリカの駐大阪総領事代理のご一家も
見えたが、大変なご満悦。
ACCJ関西の代表であるJiriも興奮気味で、「素晴らしいパーティーだ。
是非この企画を定例化しよう」などとLip Serviceでも私を誉めてくれた。
立食ビュッフェスタイルの食事は、「さすがブライトン!」と唸りたくなる
ような逸品の数々。
サフランライスの握り鮨、魚介類のカクテル、京都地野菜のサラダ、
子羊のロースト、牛肉のパイ包み、ハモンセラーノ(生ハム)、
どれをとっても一級品だった。
お楽しみの抽せん会では、ブライトンの宿泊券の他、宮川町の
特性「団扇(うちわ)」が10名に当たる大盤振る舞い。
また大阪・北浜のブライトンホテルの宿泊券も提供された。
ACCJ関西の京都でのイベントは、私が記憶する限り2004年の
グランヴィア京都で行われた京都商工会議所との合同パーティー
以来6年振りだ。よって期待度も高く失敗は絶対に許されない。
ACCJ関西事務局も力を入れてくれて、大いに盛り上がった。
手前みそだが親密で温かく、そして教養溢れる企画だったと言えよう。
写真は1枚目が宮川町の芸妓「小桃(こもも)」さんと、
舞妓「千賀幸(ちかゆき)」さんの踊り。
2枚目はイメージ 京花の一期一会 http://himawari6.blog14.f2.com
3-5枚目がパーティー会場光景。
4枚目の司会はスイスホテル南海大阪のRaymond。
商品を手渡すのが宮川町「杉きみ」の女将、杉本幸子さん。
彼女のトークも機智に溢れて抜群だった。
左がブライトンのチーフ・コンシェルジュ、小山明美嬢。
日本に15人しかいないル・クレドールの正会員だ。彼女の献身と
政治力(?)無しに今回の企画は成立しなかった。
5枚目は団扇をもらってご満悦のフィンランドからの留学生Maarit。
きっと良い思い出になったことだろう。