ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

キッザニアの大人のクリスマス

7日(火)の夜、キッザニア甲子園で開催された大人だけのクリスマス・
パーティーに行って来た。
ご存じのようにキッザニアは、企業が出展しているパビリオンで子供が
その企業の業務を模擬体験し、子供の実社会への関心を高めるという
一種のテーマパークだ。

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私はキッザニアのこうしたアクティビティに、懐疑的な意見を持っている。
実業の世界はキレイ事だけではない。利益追求の為に実にどろどろとした
駆け引きや人間関係がある。反社会的とまでは言わないが、グレイゾーン
ぎりぎりの利益供与だってある。
また、企業実務はセットアップこそが肝心なのであり、ここのように全て
お仕着せのパビリオンでの模擬体験など、近頃のませたガキどもには
感動どころか実業の世界を甘く見下してしまう結果になるのではないかと
思うのだ。

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ただしキッザニアの関係者数名から今回聞き取ったのだが、
キッザニアは子供たちの入場料収入のみで収益を挙げているわけではない。
パビリオンを出展している企業からの相応の出展料と、キッザニアの
価値に賛同する企業からのスポンサー料も収益の柱だという。

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ではパビリオン出展企業やスポンサー企業ののbenefitは何だろう?

まずひとつは、子供たちを連れてくる親や教師の大人の世代に企業をアピール
する宣伝効果がある。

次に子供たちが実務を模擬体験をする事により、その企業への親しみを
刷り込ませ、大人になったときにファンになってもらえる事を期待する
「種まき」効果。

またキッザニアは子供たちに実業への関心を持たせる場所である事から、
企業の社会貢献活動の場として活用することができる。

さらに今夜のような我々を招いたクリスマスパーティーに代表されるように、
様々な出展企業やスポンサーたち同士のネットワーキング活動の機会を
得ることができる。

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今までキッザニアは子供たちの模擬体験の対価である入場料収入だけで
収益が成り立っていると大きな勘違いをしていた私だが、今回認識を
新たにした。
キッザニアは子供を媒介にした、大人の為の立派なテーマパークなのだ。
その意味で彼らのパブリシティ効果、社会貢献効果は評価に値するもので、
こうした新しい形のテーマパークを日本に導入した彗眼に改めて感服する。

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写真は上からパーティー光景。

セクシーなサンタの衣装に身を包んだスタッフ。彼らのホスピタリティの
高さもキッザニアが好評である大きな要因だ。

何のパビリオンだか不明だが、ウォール・クライミングもある。

キッザニア甲子園。1999年にメキシコシティーに一号店がオープン。
日本では東京・お台場に2006年、ここ甲子園に2009年にオープンした。

企業のパビリオンでユニフォームに着替え、模擬体験に興じる大人たち。
いい年をした大人のこんな姿を見ると、バッカじゃねえかと思う。
最近多いという幼稚な大人のコスプレ願望に付け込んで、こうした
「大人だけのキッザニア」もアクティビティにしたらいいのに・・・
やっぱり気持ち悪いな。
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by Mikio_Motegi | 2010-12-12 09:47 | 京都・紀行