ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

盧山寺(ろざんじ)の節分会(せつぶんえ)

節分の今日、京都御所東側にある盧山寺に節分会(せつぶんえ)を見に行く。
鬼に扮装した寺男たちが加持祈祷を捧げ、舞台上で狂言を繰りひろげる。仏教発祥の地であるインド舞踊を奉納したり、もち・豆を撒いたり計2時間ほどのイベントを楽しんだ。狭い境内におそらく千人以上の見物客が詰め込まれ、身動きも出来ないほどの大盛況だった。

これで今年も無病息災と言いたいが、実は私は京都に移り住んで節分会を見るのも今年が初めて、家での豆まきも今年が初めてである。過去の2月3日は全てウィークデイで仕事が詰まっていた為だ。それでも別段大病せず、災難にも会わなかった。
この世代では私は信心深い方だと思うが、生来のへそ曲がり癖で、こういう大人数の集まる神事・儀式に本能的に胡散臭さを感じてしまうのである。神事・儀式は出来れば人の少ない、ひっそりとした空間で同じ価値観・目的意識を共有した者のみが執り行えばいい。

この性格は二人の娘にもしっかりと遺伝していて、彼女達は夢中になって集めた折角の福豆を、家に持ち帰っても食べようとしない。この紅白の豆を一つずつ食べると6年間は無病息災でいられる、といわれる。我が家が集めた豆は紅が3、白が4。家族で分けるには紅が一つ足りない。私は家族に食べさせようとしたのだが。
「どうして食べないの?あんなに夢中になって集めたのに」と娘達に聞くと、「あれはあのとき楽しかったからもういいの。だいいち食べ物を投げたりして、粗末にしたらあかんで、あの人たち」と言って取り合わなかった。

写真は降魔退治の加持をする鬼と、撒かれた紅白の蓬莱豆。

c0094556_23274480.jpg

c0094556_23281229.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2007-02-03 23:39 | 京都・紀行