ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

<   2006年 11月 ( 8 )   > この月の画像一覧

サンクスギビングも終わったので、本日は我が家恒例のクリスマスツリーのセットアップを行う。
シンガポールに住んでいた当時、広さ100平米、天井高3メートルのリビングに合わせて購入したツリーなので、今の我が家にはかなりでかい。それでも帰国した際のことを考えて小ぶりな高さ180センチのものなのだが。確か値段はアクセサリーやイルミネーションを含めても80ドル(5-6000円)程度だったと思う。

ホテル業界はこれからクリスマス商戦が佳境に入る。シンガポールではハロウィーンが終わるとクリスマス・シーズン、その後のフィジカル・ニュー・イヤー(暦上の新年=日本でいう正月)そしてチャイニーズ・ニュー・イヤーと長い長いFestive Season(フェスティブ・シーズン=お祭り期間のこと)を迎える。景気の良かった1997年から2000年にかけて、この3ヶ月間はどこか町中が浮かれていて真剣に仕事をする雰囲気になれない。1年12ヶ月のうち3ヶ月がお祭り気分ということは、1年の4分の1ということ。順応性の高い私にとっては楽しい思い出だ。
それに比べて現在の私は12月31日と1月1日しか完全な休養日は無い。Oh my gah...

写真は我が家のクリスマス・ツリー。娘達(9才と7才)はまだサンタが現実にいると信じているので、クリスマスのプレゼントを買って隠しておくのにも苦労する。親戚から貰ったプレゼントも「サンタさんから」ということになっているので、娘達は彼らに御礼も言わない。なんて躾のできてないガキ、と思われているだろう。包装紙も髙島屋や大丸のものでは「何でサンタさんのプレゼントが髙島屋の紙なん?おかしいやん!?」と疑われるのである。Oh my gah...
c0094556_18371828.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-26 14:51 | 京都・紀行
2003年に起業を目指して帰国してからいくつか顔を出した中で、現在も所属している唯一の異業種交流会が京都のコスモクラブである。参加した理由は簡単、京都コンサルタントのオーナーである川井がここの副会長を務めているからだ。

まだ自分のやりたいことと収益が結びつかなかった2年半前、川井に紹介され京都・洛西の
竹の子山のオーナーと組んで高級竹の子を通信販売で売り出し、2ヶ月で売上げ1000万円、
粗利益400万円近く稼いだことがあった。その時にはコスモクラブの例会でプレゼンし、
その場で飛ぶように売れたのが記憶に新しい。

会員数600名というのは多分多いほうだろう。会長の清水三雄さんのカリスマ性に魅かれて入会した人が多いと思う。それほど彼の魅力は際立っている。
参加しているメンバーの殆どが京都の個人企業のオーナー達で、当然個性もアクも強い。
東京の六本木や霞ヶ関の住人達の集まりとは相当雰囲気が違う。

11月23日は創立19年のパーティーがグランヴィア京都であり、250名以上の参加者で会場が溢れた。さすがグランビア、ステーキはこれだけの人数なのにミディアムをキープ、ワインもよく合う。バゲットも美味しかった。

写真は会場の様子。ステージ上左から二人目が川井。

c0094556_924391.jpg
c0094556_925070.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-25 09:21 | 京都・紀行

セレスティンホテル

東京、芝公園にあるセレスティン・ホテルに泊まった。
あまり有名ではないが、前身は東京駅八重洲口にあったホテル国際観光会館である。再開発に伴い取り壊され、代替地としてここに4年前に移ってきた。家主は中央三井信託銀行である。
この地は嘗て戸板女子学園があったところだ。今は戸板はお向かいの土地に立派なビルを建てて収まっている。私にとってこの辺りは芝パークホテルの駆け出し営業マンの頃に良く訪れた懐かしい土地だ。だから3年前、海外から8年ぶりに帰国して所用でこの辺りを歩いていて、忽然と聳え立つこのホテルを見つけた時は本当にびっくりした。

ここは高級レストランや宴会場を持たない、いわゆる宿泊特化型ホテルだ。華やかさに欠けるがスペースはかなり広くとってある。スタッフの笑顔、サービスも合格点だ。ロケーションも悪くない。朝刊の無料サービスもあり、これで朝食付き1泊1室16500円はお値打ちである。
最近ある人が「ババアの厚化粧」と表現したが、築30年以上のホテルが表面上のリノベーションですませ、お洒落にリブランドとして営業しているケースが多い。それに比べてこのセレスティンは新築のヤング・ガールだ。ババアの方はそれなりに年輪を重ね味があり、経営改善され収益率が高いものも多い。ヤング・ガールがこれからどう成長していくか、見ものではある。

写真は14階のパブリック・スペース。宿泊客にコーヒーが無料サービスされる。そして17階の客室からの眺め。

c0094556_10533670.jpg
c0094556_10535333.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-23 10:44 | 人材・ホテル
先週末は我が家のアニバーサリー・ウィークだった。
ます家内の誕生日、次に我が家の購入・引越し2周年記念、そして結婚記念日。昨年は下の娘の七五三のお祝いもあったので、もっと忙しかった。
もっとも自宅の購入日が家内の誕生日と重なった為、家内には今でも「誕生日プレゼントに住宅ローンを贈ってくれはった」と冗談を言われるが。

さてお祝いに京都ホテルオークラに家族で夕食に行く。京都のホテルのフレンチは夕食時、どこも子供は入れてもらえない。自慢ではないがうちの娘たちは家ではともかく、外で食事をするときのマナーは完璧に仕込んである。食事中に騒いだり、席を立つなどという行為はもっての他で、そんなことをしたら父親にしこたま殴られることを知っているからだ。
だからレストランでも自宅同様に傍若無人に振舞う他所の家のクソガキ共と一緒に扱われるのには本当に腹が立つ。せめて個室だけでも使わせてくれてもいいのに。

ここ「ベルカント」は京都ホテルオークラのメインダイニングではないが、上質の洋食を提供してくれる数少ないレストランだ。サービスも素晴らしい。彼女達に普段から教えているカトラリーの使い方を実地で訓練できるのが良い。よって年に何度か利用している。
この日家内はミニ懐石コース、彼女達はミニステーキコース、そして私はアラカルトを注文。デザートは頼んでおいた家内へのバースデー・ケーキを分け合った。これにスペインの辛口スパークリングワインを1本空け、お値段は休日にゴルフコースを廻るのと変わらない。

写真は家族とロビーのクリスマス・ツリー。もうクリスマスのシーズンか・・・やれやれ。

c0094556_22553979.jpg
c0094556_2256374.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-21 22:06 | 京都・紀行

福井、金沢の旅2

金沢では「ダイワロイネットホテル金沢」に泊まる。朝食込みで7600円。ちなみに宿泊2日前に楽天トラベルで検索したが、金沢の駅前のどの1流ホテルも満室でとれなかった。
聞けば金沢のホテルはどこも好調で、9-11月の平均稼働率は軒並み85%以上だそうだ。
秋の観光シーズン+小松空港周辺のIT産業集積地の景気が良いのが高稼働の理由だ。
ロイネット金沢は今年の4月にオープンしたばかりで、大変清潔で心地よい。フロントには私の嘗ての上司で現在和歌山のGMをしている藤谷さんの部下の女性が転勤で勤務しており、彼の話題で盛り上がった。

夜は業務提携をしている東京のコンサルタント会社の人と合流し、「ひがし茶屋街」に繰り出す。俗化していない京都の祇園花見小路のような所だ。ただ夜が早い。7時半には殆どの店が閉まっている。これだけ観光客が押し寄せているのだから、もうちょっと商売っ気を出して営業時間を伸ばせばいいのに。勿体ない話だ。
仕方なく飛び込んだ寿司屋さんのネタとご主人の気っぷが良く、遅くまで話し込んでしまった。ご主人は若い頃は遊び人でシンガポールやバンコク、台湾に良く出かけたようで、昔の東南アジアの様子で話題が尽きない。奥さんは地元の花街の現役の芸妓さんだそうで、今回は会えなかったので再訪を約して帰る。

翌日の夕方、京都に帰る前に「近江町市場」に寄り、鰤(ぶり)、甘エビ、生だこを買う。
漁が解禁されたばかりのズワイガニは、12月に京都の天橋立への家族旅行で嫌というほど食べる予定なので、今回は写真に収めるだけにしておいた。

写真はひがし茶屋街、および近江町市場のカニ。ズワイガニの雌(めす)で、当地では甲箱ガニという。甲箱とはこのメスのカニを入れる箱の名称で、京都の方では小ぶりのカニなので「こっぺガニ」という。(写真を貼り付けて初めて気がついたのだが、地元産ではなく鳥取産だった)

c0094556_22482766.jpg
c0094556_22565198.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-17 22:29 | 京都・紀行

福井、金沢の旅1

金沢に行く途中福井市に立ち寄り、時間があったのでローカル線で24分の所にある「永平寺口駅」まで足を伸ばした。福井市も金沢市も私にとって初めての土地である。
永平寺は我が家の宗派である曹洞宗の大本山なので、時間があれば参拝をしたかったのだが、生憎の雨。雨具を用意してなかったという極めて形而下の理由で自分を納得させ、駅からお山を仰いで参拝したこととする。亡くなった父が知ったらあの世で嘆くだろうな。

このローカル線は越前鉄道といい、不採算路線で廃業したのを3年前に地元有志が立て直したもので、運送業に無い手作りのホスピタリティが溢れている。
まず車内で、地元福井大学工学部の学生が「越前鉄道を良くする為」のアンケートをとっていた。永平寺口駅では、駅員さんが永平寺に行こうかどうか迷っている私に、永平寺までのバスの時刻表と、帰りのJR金沢行き電車のコネクションを丁寧に調べてくれた。
一両編成の電車には途中に「アテンダント」という女性乗務員が乗り込み、乗客の世話や観光案内をしている。

鉄道路線というのは嘗ては大変な独占事業だといわれていた。つまり沿線住民はそれを利用するしか他に公共交通手段がなく、かつ政府からの補助金も篤かった。よって鉄道会社は経営努力、ましてや「ホスピタリティ」など全く眼中に無い時代が長く続いたのである。
ところが地方の人口減少、ライフスタイルの変化等で、魅力の無い鉄道路線はどんどん廃れている。私の故郷の「わたらせ渓谷鉄道」もそのひとつだ。
しかしどんなに経営努力をしても、やはりローカル線運航という単一事業のみで経営を安定させることは難しい。「さじ加減」に最大の注意を払いながら、やはりこういう公共性の高い事業に対しては政府による補助金の拠出も必要なのではないだろうか、というのが私の意見である。

写真は越前鉄道の一両編成の車両。その向こうに仰ぎ見る永平寺のあるお山。合掌。
c0094556_22221273.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-15 22:03 | 京都・紀行

新高輪プリンスホテル

新高輪プリンスホテルに泊まった。いつものように楽天トラベルのWEBで予約したのだが、
何故か「利用者の声」を受け付けていない。その辺がプリンスのプリンスたる所以である。

今回は1泊朝食つき21,000円。ダブルベッドのシングルユース。実は20年近く前に高校時代の親友Kの結婚式がここであり、泊まったことがある。2次会・3次会で遅くなり、当時住んでいた横浜に帰る終電を逃したからだった。・・・正確に言うとお金を払って泊まったのではなく、無理やり泊まりこんだというのが実情だが、これ以上の詳細はここでは省くこととする。ま、若気の至りですな。
ということで初めてお金を払って泊まったのだが、これが案外快適なホテルだということに気が付いた。まず敷地内に緑が多い、ビジネスセンターが充実している、ロビーに活気がある、そしてフロントの応対が非常に良い。老舗ホテルにありがちな年寄りのおっさんの慇懃無礼(いんぎんぶれい)な接客態度はなく、スタッフが皆若く、丁寧だ。

ここはアングラ情報を流すブログではないので、プリンスホテルの再建について私の持つ情報を開示することは控えたい(聞きたい人は直接問い合わせてね)。赤坂、高輪、東京の各プリンスはどこも素晴らしいロケーションに恵まれており、都内では最高級のホテルになれるポテンシャルを秘めている。にも拘らず過去にプリンスは最高級ホテルになれなかった。かえすがえすも残念なことだ。3年後、元オーナーの堤義明氏の執行猶予が解けたときに、プリンスホテルはもう一度激震を迎えることになるのだろうか。

写真は客室バルコニーからの眺望。
c0094556_18472257.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-11 18:47 | 人材・ホテル

“Why you care where he has integrity or not? All you want is his business"
「彼が信頼できるかどうかなんて、関係ないでしょ?大事なのは彼からいくら儲けるか、だけ」
元同僚で、現在32歳のアリスの言葉。彼女が私にシンガポールホテル業界のある大物とのビジネスをとりもってくれた際、私がその大物を個人的な理由で大嫌いで信頼できないと言った時の返答がこれ。

彼女は「ミス・インターコンチネンタル・アジア・パシフィック」と賞賛されたほどの美貌の持ち主。“white linen"とは私がつけた彼女のニックネームだが、同時に鼻っ柱も強く、狙った案件(大型インセンティブ、RFP/会社契約)は絶対に逃がさない執念と緻密さも併せ持っていた。
地元のシンガポーリアンはそんな彼女を畏怖し、取り巻きは多かったが対等に付き合う同僚は少なかったように思う。ところが一回り以上年上で、しかも外国人である私の何処が気に入ったのか、仕事でもプライベートでも色々相談を持ちかけてくる仲だった。

とはいえ今の私の商売に"integrity"は絶対必要だ。私は彼女から上記を言われた際に言葉を尽くして反論したが、結局理解してもらえなかった。よく華僑とのビジネスは信頼が第一というが、新世代の現代っ子華僑達のメンタリティは変わってきているのかもしれない。

写真は今年の夏、京都に遊びに来たアリス。お子さんが生まれてややふっくらとした様だった。宝ヶ池プリンスホテルにて。
c0094556_22181297.jpg


これは私達が勤務したインターコンチネンタル・シンガポール。

c0094556_17141640.jpg

[PR]
by Mikio_Motegi | 2006-11-05 22:09 | 東南アジア