ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

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12才の「私の夢」

小学校6年生の長女が学校の図工の授業で、将来の自分の姿を紙粘土と
ワイヤーで表現するという課題に取り組んだ。

長女の将来就きたい職業は「コンシェルジュ」。おまけに金の鍵のバッジを
胸に着けたい、とのこと。
金の鍵バッジとは、これはル・クレドールになりたいという意味だ。

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ル・クレドール(Les Clefs d'Or)とは、世界的に最も権威の高い
ホテル・コンシェルジュの団体。1929年にパリで設立された。

何でまた長女がル・クレドールのメンバーになりたいのか、そもそも
コンシェルジュやル・クレドールの存在など何処から仕入れてきたのか
不明だ。
家内によると、数年前に買ってあげた「13歳のハローワーク」(村上龍)の
影響と、家族であちこちのホテルに泊まり歩くうちに自然と憶えたのだろう
との事。
30年近くホテル業に関って来た私としては、何だか面映いような
不思議な気分だ。

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最近新聞で読んだ情報だが、今年の小学校6年生の女子にとって
「将来の自分」の人気トップは、ケーキ屋さんやペットショップ等の
「お店の店員さん」。
以下、学校の先生、スケート選手、優しいお母さん、可愛いお嫁さんと
続くそうだ。

・・・スケート選手を除けば、今のガキ共の何たる平凡!凡庸!
夢の無さ!と怒りたくなった。
が、考えてみれば子供達に夢を与えられない世の中にしたのは
自分達の世代の責任でもあるので、これ以上は言及しないことにする。

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写真は上2枚が長女の作品と、小学校での展示風景。

下は「私はコンシェルジュ」(講談社:阿部佳 著作)のイメージ。
佳さんは現在グランド・ハイアット東京のコンシェルジュ。
嘗ては私とヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテルにて
同僚だった。
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by Mikio_Motegi | 2010-01-31 23:56 | 人材・ホテル
アメリカのハードボイルド作家、ロバート・B・パーカーが19日に亡くなった。
享年77歳。
1973年の「ゴッドウルフの行方」からはじまった私立探偵「スペンサー」
シリーズは、昨年の「ザ・プロフェッショナル」まであしかけ36年間で
37作品が刊行されている、大ベストセラー作家だ。

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私は80年代の半ば、25歳の頃にスペンサーに出会い、暫くは完全に
「はまって」しまった経験がある。
それまで刊行されたシリーズを次々と読破し、新刊本が出ると、いや
ハードカバーは値段が張るので、文庫化されると飛びつくように買い求め、
貪り読んだものだ。

その20冊近くのコレクションは、残念なことにペナンから京都の家内の
実家に転がり込む事になった時、他の本も含めペナン在住の日本人向けの
ガレージセールで売り払ってしまった。

ただし「初秋」だけは手元に残してある。これは私が最初に経験した
スペンサーで、且つ最も愛着のある白眉の一冊だ。
読者人気投票でも常に1位にランクされる、特に愛読者の多い本として
名高い。

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内容はこうだ。・・・思春期を迎えたポールは、いがみ合う両親の元で
育てられた為、ひ弱で自立心が無く、全てに無気力でだらしない。
スペンサーはそんなポールをひと夏に間に「男」として鍛え上げるべく、
二人で湖畔のログハウス作りに取りかかる。
すぐに疲れ、反抗し、ふて腐れるポール。何を質問しても肩をすくめ
答えないポールに「今度俺の前で両肩をすくめるマネをしたら、ここから
叩き出す」と宣告する。

「料理は女がやるものではないの?」という質問に、「半分正しい。
女もやるし男もやる」等々、ウィットと深い人生観に裏打ちされたセリフが
にくい。

夏が過ぎ、初秋を迎える頃、ついにログハウスが完成する。
シャンパンで乾杯する二人。
日焼けして見違えるほど身体も大きくなったポール。
毎日コツコツと続ける事、やり遂げることの素晴らしさを身をもって
体験し、やがて両親から離れてポールは自立の道を歩むことになる。

一方でお約束の、ポールを取り戻そうとする父親の雇った用心棒との
派手な立ち回り、「スペンサーの料理」という単行本も出たほどの凝った
料理等、楽しませてくれる要素もふんだんに盛り込まれている。

ある評論家が、「思春期の子供を持つ親のバイブルのような本」と言って
いたようだが、正にその通りだ。

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元ヘビー級のボクサーで、朝鮮戦争に従軍した経験があるタフガイ。
ジョギングとウェイト・トレーニングを欠かさず、脇の下に吊るした
リボルバーの膨らみでジャケットのシルエットが崩れるのを気にする
洒落者。
ビールと白ワイン(辛口のシャルドネ!)とウィスキーを愛し、週末は
ガール・フレンドのスーザンの為にプロ級の料理の腕を振るう。

そんなスペンサーに「男の理想像」を見出す人も多かったろう。
事実私も心の中の澱(おり)のように、今でも無意識のうちにスペンサーの
ライフスタイルを追い求める事がある。

おりしもスペンサー・シリーズを再読しようかなと思っていた矢先でもある。
週末は書棚にたった一冊残っている「初秋」を取り出して、パーカーを
偲ぶとしよう。

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写真は上からパーカー。

「初秋」ハヤカワ・ミステリー文庫刊。故・菊池光の翻訳が素晴らしい。

アメリカでテレビシリーズ化されたスペンサー。左は相棒のホーク。
このホークという男が、時としてスペンサー以上にかっこいいのだ。
だがこのスペンサー役の俳優は、スペンサーのイメージとまるで違うという
読者・視聴者の意見が圧倒的だったようだ。

スペンサーの人物像は、パーカー本人の姿が色濃く反映されている。
よってパーカーに風貌が似ている「スタン・ハンセン」に演じて欲しかった。
www.geocity.jp/team_hiroki_man
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by Mikio_Motegi | 2010-01-24 16:27 | ブレイク
こう寒い日が続くと、シューベルトの歌曲「冬の旅」を聴きたくなる。
この曲は、失恋した若者が絶望、挫折、疎外感、失った者への
憧憬を感じながら、凍てつく冬の中を彷徨うという叙情曲だ。
シューベルト最晩年の作で、ドイツ歌曲史上最高傑作と呼ばれる
名曲だ。

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その「冬の旅」は、中曽根康弘元首相も好きな曲だという。

第71代-73代内閣総理大臣を務めた中曽根康弘(以下敬称略)は、
言わずとしれた日本の保守勢力を代表する政治家だ。
彼の功績は多々あるが、外交関係では親米、対ソ連(当時)強硬路線を
確立したことが挙げられる。

ソ連が当時ヨーロッパに中距離核ミサイルを配備した時、中曽根は
対抗措置に消極的なヨーロッパの首脳達を説き伏せ、レーガン
元米大統領の提唱する中距離核戦力削減交渉実現をサポート、
「ロン、ヤス」とニックネームで呼び合うほどの密接な関係を構築した。
「大勲位菊花大綬章」を叙勲していることから「大勲位(だいくんい)」と
ニックネームで呼ばれることもある。

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彼は第二次大戦中、海軍主計中尉に任官、東京帝大出のエリート
青年将校としてフィリピン・ミンダナオ島やインドネシア・ボルネオ島
バリクパパンに侵攻する中隊を率いた。
逃亡しもぬけの殻になった地元資産家の屋敷を徴収し、リビングに
残された蓄音機を見つけると、持参したSP盤の「冬の旅」を聴くのが
楽しみの一つだった、とある雑誌で述懐している。
(婦人画報2009年10月号)。

徴収した屋敷とは、多分華僑の豪邸だろう。
南方のプランテーションに囲まれた瀟洒な屋敷のリビングで、砲弾が
飛び交い、明日をも知れぬ戦局の只中、中曽根青年将校がソファに
寛ぎ一人シューベルトに耳を傾ける・・・。何ともいえない情景だ。

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この時の情景、心情は、私は何となく理解できるような気がする。
中曽根の姿には、私の亡父の姿がどこかオーバーラップするからだ。

父と大勲位は同年生まれ(1917年)、共に群馬県の似たような家庭環境
に育つ。地元の旧制中学を出て上京し、大正デモクラシーや戦前の
教養主義の洗礼を受け、クラシックが趣味という点までも共通している。

選挙区は違うが同世代の群馬県人として何か接点があったようで、
中曽根の直筆の手紙が実家にある事も、私が彼に親しみを感じる理由の
一つかもしれない。一文字一文字が異様に大きく、力強い筆跡が
印象的な手紙だった。もちろん大勲位と市井の一般人である父の人生、
業績を比べるべくも無いが。

中曽根という政治家には、多大な功績とは裏腹に失政ともいえる施策への
批判も数々挙げられる。「政界の風見鶏」とも呼ばれるネガティブな
面もある。
が、彼からは最前線という修羅場を潜り抜けてきた「凄み」のような
オーラを感じる事は確かだ。そしてそれが現代の多くの政治家連中に
欠けている物であることも、また確かなことだと思う。

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写真は上から私の持っている「冬の旅」のCD。
バリトンはフィッシャー・ディスカウ。

中2枚は中曽根大勲位の現在と昔。

下はフィッシャー・ディスカウ。いずれも各メディアから。

・・・「冬の旅」は私は最近殆ど毎日聴いている。が、率直に言って、
この曲のどこが魅力で大傑作と評価されているか、私にはてんで
わからないのである。
メロディラインやドイツ語の歌詞は確かに美しいが、意味がさっぱり
わからないし、訳文を見ても「よそ者としてやってきて、よそ者のまま
去ってゆく」とかいう歌詞で始まるし、何だか自分の事を歌われている
ような気がして腹が立つ。

また、「冬の旅」を赤道直下のクソ暑いボルネオ島で聴くというのも、
なかなか感情移入しがたいところではある。
どうもこの曲に対する姿勢ひとつとっても、私は大勲位の足元にも
及ばないようだ。
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by Mikio_Motegi | 2010-01-17 17:30 | ブレイク

ACCJ新年会にて

例年通り、私が所属するACCJ(米国商工会議所)の新年会に出席
してきた。会場は、これまた例年通り帝国ホテルの「光の間」。

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今年は来賓としてジョン・ルース大使がスピーチを行った。
オバマ大統領にも電話一本で常に連絡を取り合う仲という大物だが、
ACCJのイベントにもいつも積極的に参加している。
今回はドア・オープン時に入り口の前に立ち、列席者一人一人に
挨拶を交わしてくれた。

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普天間基地の移設問題をはじめとする日米関係の悪化がメディアで
取りざたされている。
私は、現在の状況は正常な二国間友好関係を築く過程の、いわば
「生みの苦しみ」のようなものだ、と思っている。
戦後60年以上が経つのに戦勝国からの駐留軍のプレゼンスがこれだけ
高く、また何の検証もせずに 毎年何千億円もの「思いやり予算」を組む
ような二国間関係は、やはり異常と言えるだろう。

財政難に喘ぐアメリカにしたら、その「思いやり予算」を死守したいのは
やまやまだろう。また一方ではその思惑を利権としている日本人がいるのも
事実だ。
鳩山政権のビジョンに対し、日米関係悪化と騒ぎ立てている保守系メディア
や評論家は、そのお先棒を担いでいるだけなのだ。

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昨年の新年会は、経済危機がどこまで続きどこまで悪くなるか全く不透明な
状況だったので、会場の雰囲気は良くなかった。
ところが今年はだいぶ違う。アメリカ経済の復興が明らかなので、人々の表情
も明るい。
また、昨年は私と同業の米系エグゼクティブ・サーチ会社の出席が殆ど
なかったのに、今年は今まで通り大量に顔を見せている事実も、このトレンドが
顕著であることを物語っているのでは。


写真は、上からACCJのリーダーの一人、東海由紀子さん。
会場にてNHKの取材を受けている場面だが、近い将来彼女が発信する情報に、
我々は大いに注目すべきだろう。

ジョン・ルースアメリカ大使と奥さん。アメリカ大使館のHPより。

東京・六本木に広大な面積を占有する米軍の「赤坂プレスセンター」。
ミッドタウンに接する超一等地だ。
東京都知事本局基地対策室のHPより。
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by Mikio_Motegi | 2010-01-10 19:51 | ブレイク
毎年元旦はTVで昼はサッカーの天皇杯、夜はウィーン・フィルハーモニー
管弦楽団(ウィーン・フィル)による「ニューイヤー・コンサート」の生中継を
観ることにしている。これが無いと正月を迎えた気がしない。

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ニューイヤー・コンサートは1939年から続く、60年の歴史を有する
コンサートだ。会場はウィーン楽友協会の黄金のホール。
今年はフランス人のジョルジュ・プレートルが指揮をとった。
彼は既に85才。コンサートの史上最高齢の指揮者だ。

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曲目はウィーンに関連の深い作曲家の作品が毎年選ばれており、
特にヨハン・シュトラウスとその息子達の作品が好まれている。
今回も冒頭に「こうもり序曲」、アンコール最後に「ラデツキー行進曲」
が演奏された。
また毎年「美しく青きドナウ」が演奏されるが、第一楽章の途中で突然
中断し、指揮者が観衆に新年の挨拶の辞を述べるというお決まりの
セレモニーが続く。

曲目は全部で18曲ほど。第一部と二部の間に15分ほどのインターバルが
入る。例年のNHKの放送だと、この時間にNHKのスタジオに映像が
移り、音楽評論家や識者による座談が放映される。
ところが今年は、コンサートと同時中継されるバレエの練習風景や、
衣装のデザイニング、仮縫い(デザイナーはあのバレンティノ本人!)等の
舞台裏の様子をたっぷりと見せてくれた。
多分、オリジナルの放送では毎年これを放映しているのだろう。
もちろんこっちのほうが断然良い。

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ところでいつも感じるのだが、このコンサートに関る全ての事物の絢爛豪華さ
は一体何なのだろう?
会場の楽友協会ホールのインテリア、北イタリアのサン・レモから毎年届く
数万本のバラ、バレエを収録したウィーン美術史美術館の総大理石造りの
デコレーション、そのバレエを踊るのがパリ・オペラ座と地元ウィーン・オペラ座
のバレリーナ達。
ちなみにバレンティノは自家用ジェットで会場入りしている。

一体このお金のかけかたは何なんだ?収支報告を見たいわけではないが、
誰がどれだけお金をかけてこの絢爛豪華なショウを実現させるのだろう。
スポンサー企業の財力も相当なものだろうが、やはりハプスブルク家の栄華、
ヨーロッパの富の蓄積はハンパではない。
そしてその蓄積はどこからもたらされたのか・・・。

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下世話な話が続くが、コンサートチケットの殆どはインターネットによる
抽選により取得できるだという。
来年の分は既に受付が始まっており、シートの正規料金は30から940
ユーロ(約3500円~12万円)だ。
ところがこのチケットはダフ屋に流れ、毎年異常に高騰する。
日本の「ラグゼ銀座マロニエ」という旅行代理店では最高位のシートを
1枚4200ユーロ(50万円)で販売していているが、これはかなり良心的だ。
私がインターネットで調べた海外のサイトでは、5600ユーロ(67万円)の
値段が付いていて、しかもシートの場所はギャランティされていない。
・・・チケット一枚のこの値段が高いのか安いのか、私には判断できないが。

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毎年気がつくのが、放映で映し出されるアングロ・サクソン系の観客で
埋まっている会場に、日本人の姿が非常に多く見られる事だ。
ちなみに今年は日本人以外の有色人種は台湾系と思われる紳士が
1名のみで、他は誰もいなかった。
これは単なるカメラワークの問題なのか、唯一の非アングロ・サクソン系
の観衆として日本人を誇っていいのか、それともヨーロッパの
descriminationの厳然たる事実の表れ、と見るべきなのか。

無料でTV放映されるこのコンサートを、家のリビングで鑑賞しながら、
ヨーロッパ文化に思いを馳せるのもまた正月の楽しみの一つである。

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写真は上からコンサート会場のウィーン楽友協会黄金のホール。
http://media.yukasee.jp

指揮者のジョルジュ・プレートル。www.wienerphilharmonikar.at
とても85才とは思えない、若々しい指揮ぶりに驚かされた。

バレンティノ(イメージ画像)。

ウィーン美術史美術館の内部。

ウィーン楽友協会黄金のホールのシート配列図
www.euroteam.info

コンサートの指揮風景(イメージ画像)。後ろに観客席が見える。

今年も最高位の桟敷(さじき)席で、演奏をじっと聞き入るある日本の
財界人と、奥様とおぼしき人の様子が何度も映し出された。
私が嘗て東京の歌舞伎座で「勧進帳」を両親と見た時、チケットを
事前に購入する際に母が「絶対に桟敷席を取ってはダメ。テレビで顔が
映されてしまうことがあるから」と言っていた事を思い出す。

その時は「何て自意識の強い母親なんだ」と呆れたものだが、今はその
意味がよく分かる。
皆さん、TV中継が入るような有名なショウを観る時は、決して桟敷席に
座ってはいけません。特に「訳あり」の同伴者がいる時は。
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by Mikio_Motegi | 2010-01-04 23:42 | ブレイク

謹賀新年


「メリーゴーラウンドがただまっすぐに動いたら、どんなに味気ないものか考えてみるがいい」

(三島由紀夫「不道徳教育講座」 昭和42年角川文庫刊より)

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新年明けましておめでとうございます。皆様、いかがお過ごしですか?

昨年は色々な事がおきました。今年も色々な事がおきるでしょう。
メリーゴーラウンドに乗ったつもりで、私も人生を楽しんで行きたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。
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by Mikio_Motegi | 2010-01-01 11:23 | ブレイク