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ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

庭そうじをしながら考えたこと

先週末、桐生の実家に帰った。理由は庭そうじである。
庭師さんも最近は少なくなっていて、今まで年に2回頼んでいたのだが、
最近は春先の1回しか頼めなくなったようだ。

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「ほととぎす」というユリ系の花と、「しゃが」というアヤメ系の花があり、
実家の庭にたくさん根付いている。
茶花として有用なのだが、どちらも滅びゆく種なのだそうだ。
だが我が家でのそのはびこり様を見るにつけ、とても滅びゆく種とは
思えない。

同じくあちらこちらに根付いている「すすき」と共に、その頑固な茎を
根絶やしにせず適当に刈り込む。
そうすると来年の夏から秋にかけてどちらの花も再び見事に咲きそろい、
すすきは優美な姿を見せてくれる。

ここ数週間、マスコミでは「リストラ」の文字を見ない日が無い。
嫌な言葉だが、これをしないことには企業は、日本経済は再生しない。
経済の悪い今の時期に刈り込んでおくことが、将来の再生に繋がる。
そう思うと冬の時期の庭の刈り込みにも力が入る。

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以前も書いたが、私は5年間勤めたシンガポールの
インターコンチネンタルホテルで、2001年の経済危機の折にリストラ
された経験がある。
もちろん海外のことなので、セーフティ・ネットなど無い。
だが、お陰で夢だった起業を成し遂げることができた。
多少の紆余曲折があったものの、今の自分があるのはあのときの
リストラがきっかけであるのは間違いない。

その後インターコンチは再生し、リストラ翌年の2002年度は過去最高の
収益を得たという。
私はいわば刈り込まれた立場だったが、インターコンチ再生のニュースを
聞き及び、あの時のリストラも無駄ではなかった、と少々嬉しかった。

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大型ポリ袋3つ分にもなった落ち葉や刈り込んだ茎は、しばらく寝かせて
おいてから庭の隅に捨てる。
そうすると来年には素晴らしい腐葉土になるのだ。

久しぶりの庭の手入れ。
刈り込まれた後のたくましい「ほととぎす」と「しゃが」の茎を眺め、
来年また咲き誇る美しく可憐な花を想像しながら、こんな労働も悪くないと
思った。

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「しゃが」の写真は箱根神社のHP、「ほととぎす」はタキイ種苗のHPより
by Mikio_Motegi | 2008-12-23 11:05 | 人材・ホテル