最初で最後の「京都シティハーフマラソン」
2009年 03月 10日
最初で最後の・・・とタイトルにしたのは、私にとって初参加で、且つ大会
事体が今年で終了になる為。
主催する京都市によると、2年間の準備を経て2012年にフルマラソン
大会にリブランドして再スタートする計画だという。

コースは平安神宮をスタートし、御池通りから京都御所の西側を駆け
上がる。御所の角から今出川通りを東に進み、賀茂川沿いの加茂街道を
北上、北山通りを東へ。東山通りを北上し宝ヶ池の京都国際会議場で
折り返し、東山通りをだらだらと南下、丸太町を西に向かい平安神宮
に戻る・・・ふう。
京都に詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるだろう通りや名勝・
旧跡を駆け抜けるコース。昨今の京都ブームとの相乗効果もあり、日本の
全都道府県からランナーが集まる、参加者8500人のハーフマラソンとして
は空前の人気を誇る大会だ。
このマラソンの事業費は約1億5千万円で、京都市は毎年1億円を補填して
いる。しかし京都市の財政は苦しく、今年から2011年までの3年間で
962億円の歳入ロスが見込まれるという状況。フルマラソンにリブランドする
というが、実情は財政逼迫の影響をもろに被った形だ。

今月22日に開催される東京マラソンは、イベントを含む事業費が17億円
かかるが、都の補助金はたった1億円。11億円を企業協賛で賄っている。
しかも経済効果は222億円に上るという巨大イベントだという。
2月28日付けの京都新聞によると、東京マラソンの大成功の影響で
京都以外にも大阪・神戸にもフルマラソン開催の動きがあるとのこと。
フルマラソンはハーフより経済効果が高いので、それを当て込んでどこの
自治体も必死なのだ。
確かに東京マラソンは3万人の出走定員に対し26万人が応募したという
から、潜在的なマラソン・マーケットは巨大なものがある。
ただ当然のことながら、フルマラソンを開催することは長時間の交通規制
や商業施設への客足の影響等、良い面だけではないのも事実。
事業規模も大きくなりスポンサー探しが必須だが、果たして今の経済状態
でどこまで協賛が集まるか・・・。

京都は12月の高校駅伝、1月の女子都道府県対抗駅伝、2月の車椅子
マラソン、そして今月のシティハーフと、冬のマラソンシーズンに毎月大会が
ある。京都市民がいかにマラソン競技に愛着があり、定着しているかの証左
でもあると言えよう。
私としては「ハーフ」が「フル」に変わることは大賛成。景気が悪い今だから
こそ、消費を喚起するマラソンブームの流れに乗ったイベント開催が
必要だから。
また何といっても家から会場まで30分足らずで行ける所が良い。
もっともこういうランナーは京都で1円も消費するわけではないので、主催者
側としてはあまり増えてもらっても困るのだろうが。
我が家の前の北大路通りは市内で行われるマラソン競技のうち、3つまでが
通過するコース上にある。
もしフルマラソンにでもなったら、みっともない姿を家族に見せられないので、
もっと練習をしなくてはというモチベーションになるかな?
写真は上が大会ホームページより、スタート直後の平安神宮大鳥居にて。
中は会場の「みやこめっせ」風景。下は市内に掲示された案内板。

