"モンスター"、プレミアに挑戦!?
2009年 08月 16日
(ほんだ けいすけ)に、イングランド・プレミアリーグやフランス
リーグの複数の強豪チームが獲得の関心を示しているという
ニュースが飛び込んできた。

ヨーロッパでは今シーズンの選手移籍市場が8月31日で締まると
いうこともあり、地元オランダのメディアでは大きく報道されている。
それらのチームとはプレミアのリバプール、マンチェスター・シティ、
そしてフランスのリヨンだという。
サッカーファンなら誰でも知っている超強豪チームだ。
もし本田がリバプールでジェラードやフェルナンド・トーレスと、
マンチェスター・シティでロビーニョやテベスと一緒にプレーする
ことが実現するとしたら、これはわくわくものだ。
日本のメディアやサッカー評論家の本田への評価は分かれている。
無駄な走りをしない、ボールを持ちすぎる、前線で守らない、
反則が多い、傲慢な態度をとる等が、彼への否定的な評価だ。
北京オリンピックでの対オランダ戦で、監督の指示に明確に造反し、
真っ向勝負を挑んだ等のエピソードもある。
"モンスター"と称される由縁である。
が、考え方を変え、上記と逆の選手が重宝がられていて、且つ
現在の日本のサッカーが世界に対し低迷しているのだとすれば、
本田は極めてユニークな存在であるといえないだろうか?
彼の魅力は左足での爆発的な無回転フリーキックと、外国人にも
負けないフィジカルの強さ。日本代表としてプレーした今年の対チリ戦で、
相手選手を片腕で押さえつけながらボールをキープしていたが、
これはなかなかできることではない。
また昨年度オランダ2部リーグながら36試合で14ゴールを挙げ、
得点王を獲得したというゴールセンス。

そして意外と知られていないが、臆せず英語でコミュニケーションを
取れること。YouTubeでも彼が地元メディアのインタビューに
流暢に英語で答えているシーンが掲載されている。
フェンロが昨年1部から2部リーグに降格した際、再昇格の夢を
託されて主将を任されている事からも、彼のコミュニケーション能力
の高さを物語っている。
サッカー選手はあまり聞かないが、アメリカの大リーグやゴルフ・
ツアー、ヨーロッパのバレーボール・リーグ等に挑戦した選手が、
「言葉の壁に悩まされました」と言って日本での実力を発揮できず、
すごすごと帰国する例も多い。
言葉も分からずに外国で挑戦するなんて、「アホちゃうの?」
としか言いようがない。
よく「実力さえあれば語学は二の次」というが、それは日本国内での
話にすぎない。独りで霞(かすみ)でも食べて生きていくという
のであればいいが、その国のチームで一緒にプレーをする選手達と
コミュニケーションする能力は不可欠なのは言うまでもない。
だからメディアのインタビューに堂々と英語で楽しそうに会話を
楽しむ若い本田の姿に、余計頼もしさを覚える。
何度かこのブログで書いたが、私は岡田ジャパンの次回南アフリカ
ワールドカップでのパフォーマンスに相当危惧を抱いている。
まだ23才になったばかりの本田圭佑。
彼の出場によって日本代表も何とか結果が残せるのでは、という
期待を抱かせる選手である。

