頑張れニッポン!
2010年 05月 10日
このラインアップに満足している日本サッカーを熱狂的に応援する
ファンは、全体の一割にも充たないだろう。

だが、サッカー王国ブラジルなど、人口の数だけ代表選手のラインアップが
あるという。熱狂的ファン全員が納得する代表メンバーなんてありはしない
のがサッカーだ。
ともかく本番では一次リーグ突破に向けて頑張って欲しい。
岡田ジャパンを批判する時期は過ぎた。「監督更迭」がかなわなかった今、
後はチーム、協会、ファンが一丸となってサポートするのみである。
私が個人的に「?」という選手で代表入りしたのが中村俊輔、玉田圭司、
大久保嘉人、川口能活だ。
だがよく考えてみると、今回代表入りが期待されながら選ばれなかった
小笠原満男、小野伸二、前田遼一等と比べ、格段に力が劣っているわけでは
ない。言い方を変えれば、誰が選ばれてもそう違わないというのが
悲しい現実である。
本田圭佑、長谷部誠、森本貴幸の海外組には特に、そして長友祐都、
内田篤のレギュラー候補に奮起してもらいたい。彼ら23才以下の若手の
活躍が4年後のブラジル大会での成功につながるのだから・・・もう4年後の
話をしている。
私がメンバー入りを期待していて、残念ながら外れてしまったのが
MFの石川直宏と香川真司、金崎夢生。三人ともサイドアタッカーだ。
C・ロナウド、メッシ、ボージャン、ルーニー、カカ、ロッベン等、強力な
サイドアタッカーを有するチームはどこも強い。
香川と金崎はまだ21才と若い。これを機会に海外に渡り、本場の超一流
のサッカーを肌で感じて来てほしい。

今まで岡田ジャパンの悪口ばかりを書いてきた私だが、これから6月25日
のデンマーク戦、一次リーグ最終戦終了まで、批判は封印する。
その代わりろくでもない戦いをして結果も出なかった時は、思う存分
ボロカスに書くことをお許し頂きたい。

