人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

長谷部と本田のチームに!

昨日の日韓定期戦に0-2で惨敗したサッカー日本代表。
これでワールドカップ本戦の闘い方はハッキリとした。
今後日本代表は、長谷部誠と本田圭佑を中心としたチームにすべき。
そして長い間代表を支えてきた中村俊輔と遠藤保仁は、お疲れ様、
レギュラーから外し、サブのメンバーとして「ジョーカー役」要員に
回すべきだ。

長谷部と本田のチームに!_c0094556_1854462.jpg


格上の韓国に対し諦めず果敢に1対1の勝負を挑み続けた本田。
最後までスタミナが落ちず、0-1で負けている最終局面ではベテランの
センター・バック中澤佑二に最前線に出るよう指示した長谷部。
彼らの姿は感動的ですらあった。

もう一人、忘れてならないのがサイドバック長友祐都。
世界最高峰のクラブチームであるマンチェスター・ユナイテッドで
レギュラーを張る「アジアの星」朴智星(パク・チソン)とのマッチアップ
では一歩も引かない姿勢を見せ、チームとサポーターを鼓舞した。

長谷部と本田のチームに!_c0094556_18542333.jpg


森本貴幸ももっと長時間プレーさせるべき。彼のフィジカルは世界で通用する。

一方で情けなかったのが中村俊輔と遠藤保仁。あの二人はゲーム中に一体
何をしていたのか?
何もしないだけでない、大事な場面でボールを奪われピンチを招く、
相手にプレゼント・パスを渡す、ゴール前で滑って転ぶ。
酷過ぎる。いない方が良かった。
大久保嘉人は、完全にシュートではなくボールをクリアしているね・・・。
あれだけシュートが枠に飛ばない選手も珍しい。

岡田監督の采配ミスはこれら中村、遠藤、大久保への偏愛と共にまだある。
センターバックス中澤と闘莉王のバックアップである岩政大樹を、何故
使わないのか?
昨日は闘莉王が試合直前に太もも痛で出場を回避した。
それなのに、出場機会が少なく本当にバックアップとして機能するかどうか
未知数の岩政を今試さなくてどーする!?

長谷部と本田のチームに!_c0094556_18554275.jpg


岡田監督は試合後、協会に進退伺を出したそうだ。
彼の監督としての能力はともかく、本大会3週間前に進退伺を出すような男に
代表は委ねられない。

協会は今こそ英断を下し、ブッフバルトでもトルシエでもオシム(この時期に
就任すれば短期間でしかも涼しい南アフリカ、体力も持つのでは?)でも、
或いは山本昌邦、西野朗、反町康治(どうせJリーグは休みやし)でも誰でも
いい、岡田以外に任せるべき。

長谷部と本田のチームに!_c0094556_18551599.jpg


・・・ミーハーな私は日本代表のユニフォーム、本田の「18」番を
スポーツ・バーで観戦する前に購入しようと「サッカーショップ加茂京都店」
へ。ところが売り切れ。加茂と同じく京都のスポーツショップ「ミツハシ」に
よると、本田の18番は発売と同時に売り切れたそうだ。

本田はここにきてメディアでの露出も期待度もウナギ登り。
1年以上前から彼の資質を買っていた私も鼻が高い。
だがちょっと熱心なサッカーファンなら、彼の今日の充実と中村俊輔の凋落が
シンクロしてやってくる事はわかっていた筈。
問題は、なぜ岡田監督が早くから日本代表を本田中心のチームに
しなかったか、メディアもなぜそれを訴えなかったか。問題の根は深い。

長谷部と本田のチームに!_c0094556_18545952.jpg


しかし韓国は強く、魅力的だ。史上最強の呼び声が高いのも納得。
ひと昔前の武骨一辺倒のイメージは全くない。
洗練され、スピードがあって力強く、かつイケメン揃い。
特にパク・チソンの1点目は長く記憶にとどまる程の、ため息の出るような
美しいゴールだった。
なんだか日本と同様、ワールドカップでは韓国も応援したくなってきた。
by Mikio_Motegi | 2010-05-25 19:01 | サッカー、スポーツ