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ホテル、レストランなどホスピタリティ・インダストリに特化したヘッドハンター茂木幹夫(もてぎ みきお/ www.kyotoconsultant.net)の「非首狩族的な」日々。


by Mikio_Motegi

東京・目黒 花見鮨

ここ半年ほど、東京出張のたびにちょくちょく利用させてもらっているのがJR目黒駅より徒歩2分の所にある「花見鮨」さんである。
この地に創業して70年、今は3代目のご主人が切り盛りしている。
こじんまりとした外観で、2階には小宴会場、階下には個室もあるがやはりカウンター中心の江戸前の鮨屋さんである。古くからのお店なので良い仕入先を持っていて、特に夏場は私の大好物である天竜川から直送される天然鮎が切れたことがない。場所柄目黒周辺や白金の舌の肥えた奥様方のランチ利用も多く、夜は報道・芸能関係の客も多いようだ。

この日(8月30日)はシンガポール時代の友人で、長い東南アジア生活を終えて帰国、国内の外資ファンド系ホテルのマネジメント職に就いたK君を就職祝いに誘う。おまかせメニューは冷製玉子豆腐のとうもろこし味、初物のさんま刺身、初物のイクラ、岩牡蠣、天然鮎の塩焼き、うなぎの串焼き、かつおのトロ刺身、焼きアナゴの握り等、次々と出される。握りが食べたければやや小降りの江戸前握りがこれも次々と。「ツマ」にも手を抜かず、大根、にんじん、メカブ等いつも絶やさず豊富で、野菜好きの私には嬉しい。
飲みものに生ビールを一杯、芋焼酎を3-4杯ずつ。グルメのK君も大いに満足してくれたようだ。気になる総予算は、いつ行っても領収書に収入印紙を貼るか貼らないかの金額。

南北線、三田線の開通で出張族に益々便利になった目黒界隈。学生時代に学芸大学に住んでいた私には馴染みの街だが、これからも益々足繁く通うことになりそうだ。
by Mikio_Motegi | 2006-09-01 11:52 | 京都・紀行