北海道 その1
2006年 09月 08日
小樽ではヒルトン小樽に泊まる。ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテル(以下ヨコハマ)勤務時代の同僚のI君が昨年からそこの宿泊予約マネージャーとして勤務しており、彼から強くお誘いを受けていたからである。
小樽といえば港町、鮨屋通り、石原裕次郎記念館、北海道で嘗て最も栄えた街、旧日銀小樽支店跡、ヒット曲「小樽の人よ」・・・旅情をかき立てる要素満載。残暑真っ盛りの蒸し暑い京都と違い、夕方には爽やかな乾いた風が吹き、遠くの汽笛を運んでくる。ホテルのロビーから見る石狩湾が夕陽に映え、心底リラックスできる時間だ。
・・・が、10年ぶりに会ったI君は私のメランコリックな心境を全く理解してくれない。居酒屋で大騒ぎ、2軒目のバーでは自分だけ女の子といちゃついて、一人残された私はカラオケを唄いまくる。新鮮な刺身は、鮨は、ウニ丼は、港町は・・・。気がついたら朝の4時。
翌日6日、秋篠宮家に男子御誕生のニュース。I君に教えてもらった、ヒルトン近くの土産物屋「利尻屋みのや」で「パリパリ昆布」3種7袋、別の海産センターでウニとイクラを買い込む。京都までの送料込みで15000円。
先ほど京都の自宅で自家製ウニ・イクラ丼の夕食を終える。絶品。家族の賞賛。その後このブログに向かう。あの小樽行きの意味は、今日のウニ・イクラ丼にあったのかと納得しながら・・・。
写真はヒルトン小樽外観と客室からの石狩湾の眺め。