京都パープルサンガ
2006年 09月 30日
むしろ9歳と7歳の娘達にとって生まれてはじめてのプロ・スポーツの観戦なので、雰囲気を楽しむことを目的に来た。
結果、やはり5-1でレッズの圧勝。あまりのサンガの惨状に、前半終了時点で下の娘は悲しみのあまり「来いへんかったら良かった」と泣き出す始末。
サンガの欠点はいろいろ挙げられるが、最も気になったのが「動き出しの悪さ」である。チャンスでもピンチでも次のプレーの予測が甘いので、ボールがどちらかに確保されてから反応し動き出している。だから相手に初動で遅れ、その後全てに悪影響を及ぼしている。これは「リスクを犯さない」臆病者の戦い方だ。
応援もレッズの圧勝。どちらがホームか疑いたくなる。また西京極競技場の施設も相当ひどい。これでは子供達ならずももう一度サンガを応援しようという気持ちにはならない。
レッズに5点目が入ったところで試合終了を待たずに競技場を出る。救いなのがサンガの運営スタッフ達の熱心さ、親切さだ。チームが惨敗なのにあくまでもにこやかに挨拶をしてくれる。
その笑顔に少し癒されたのか、「またサンガの応援に来たいか?」と問う私に、娘達は「もう一度だけなら来てもいい。それでサンガが勝てば、サンガが好きになるかもしれんし」とけなげに答えてくれた。
写真は薄暮の西京極競技場、迫力のレッズ応援団、そしてレッズのポンテ、サントスの勇姿。
(サンガの写真は!?)