ホテリエの国際競争力
2007年 11月 05日
市場改革」というディベート番組をやっていた。
出演は元ボストン・コンサルティング・グループの堀紘一、元ゴールドマン・
サックス証券の藤巻健史、慶応大学教授の金子勝、そして私が所属する
在日米国商工会議所会頭(ACCJ)のチャールズ・レイク2世だ。(敬称略)
2時間近い番組で白熱したディベートが続いたが、金融市場改革について
消極的・はじめに規制強化ありき派の堀、金子に対し、藤巻、チャールズ
は積極解放・規制緩和派と色分けできたようだ。
しかしチャールズの日本語は何度聞いても大したものだ。
斯界の大物である3氏と全く遜色なく日本語を操る。
彼は去る10月20日のACCJ主催のウォーカソン・チャリティの前夜、
大阪市の関淳一市長主催のパーティでスピーチをしたが、これがまた
完璧な日本語。「てにをは」の使い方まで全くミスがない。
私の隣にいた大阪市の課長連中がチャールズのスピーチに「もの凄い
上手な日本語やな・・・」とため息をついていたのもよくわかる。

彼は保険会社Aflac(あのアヒルのコマーシャルで有名な)の日本法人
副会長。まだ43才の若さである。聞けばお母様が日本人で、幼少の頃
から中学を卒業するまで日本で育ったという。
しかしそれだけであんな完璧な日本語が使えるわけがない。
あの金融の専門用語を駆使しディベートする日本語は、その後の研鑽で
磨き上げたものだと思う。
チャールズは決して例外ではない。下の写真、ACCJ関西支部の主要
メンバーは全員達者な日本語使いである。
翻って我がホテル業界はどうだろう。日本に外資系ホテルは数多くあるが、
そこの外国人GMの何人がここまで流暢な日本語を駆使するだろう?
私の知る限り誰もいない。日本語を話すGMでさえ片手で数えられる
ほどではないだろうか。
もっと言えば、日本に進出している外資系ホテルに日本人GMは何人
いるのだろう?ヒルトンが永田町にできて40年以上経ているのに。
・・・長くなるのでその分析はまた後で。
写真は上がチャールズ(ACCJホームページより)、
下が大阪市長公邸での1コマ(日本メドラッド 原田敬子さん撮影)。


